そもそも失敗や挫折を織り込まない事業計画書など“ウソ”なのです
Hill's Message 2017年8月2日号
【 成功をつかみとる心構え 】
挫折があなたを打ちのめすのではありません。
挫折に対する心構えがあなたを打ちのめすのです。
人生には自分でコントロールできないことがたくさんあります。
しかし、それに対処するあなたの心構えはいつでもコントロールすることができます。 “ 挫折 ” は あなたがそれを挫折だと認めない限り永久に続くものではありません。
積極的心構えがあれば “ 失敗 ” に惑わされることなく、実はそれが “ 学ぶべき体験 ” であり、次に挑戦するときには成功へ導いてくれるような “ 貴重な教訓 ”であることをはっきり理解することができるでしょう。
自分自身に問いかけてみましょう。
「 違った結果を出すためにはどんなふうにすればよかったのだろうか?」 「 問題や間違いを最小限に抑えるためには今後どうすればよいのだろうか?」 「 次に役立てられるようなことを今回の経験から何か学んだだろうか?」障害や挫折にも積極的心構えで取り組めば自分でも驚くほど速やかに挫折を“ 勝利 ”に変えることができるのです。
※成功する過程において“失敗”があるのは至極当然です。
試行錯誤がなければ成功は勝ち取れない。
にも関わらず“事業計画書”通りにいかなかったからといって投げ出してしまう人が何と多いことか!
ナポレオン・ヒル博士は日の目を見るまでに20年も耐えた。成功哲学なんてキチガイじゃないかと身内にも見捨てられた。しかし、世界恐慌が全世界を覆い、共産主義とファシズムが世界を飲み込もうとした1938年にあの「思考は現実化する」(原題 Think and Growrich)を発刊し、瞬く間に時の人となった。
7つの習慣で知られるコヴィー博士も大学教授職をなげうってコンサル会社を立ち上げたはいいが、丸二年お客さんは出来なかったと言っている。
自己啓発の大家で知られるデール・カーネギーも30代半ばまでは貧しいフリーターだったし、会社の経理担当者に売上金を持ち逃げされたことも味わっている。
社会教育家のオグ・マンディーノだって拳銃自殺寸前まで追い詰められた。
アンソニー・ロビンズの師匠で、ヒル博士の愛弟子の一人のジム・ローンも若かりし頃は生活費に事欠く日々を送っていた。
今は“成功者”としてあがめられる彼らもその前には“挫折”を皆味わっている。
最初から厚遇に恵まれている人がいたらそれ以上成功しようなんて思わないですよね?
僕が“成功哲学”を世間に広めたいと思っているのは、それが先人たちの血と汗と涙が入り混じった実証され体系化されたものだからです。
そもそも失敗や挫折を織り込まない事業計画書など“ウソ”なのです。
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