相手に嫌なことをされた時にアナタの度量や人間性は試されると心得よう
あなたを不当に扱った人を戒める最も安全で良い方法は親切な行為で報いることです。 ─────────────────── ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
人は常に自分が受けた仕打ちと同様のことをやり返そうとします。
時には自分が受けたものよりずっと酷い仕打ちをやり返すことさえあります。
そういった “ 仕返しをしたいという無意味な欲求 ” は “ 敵を友に変えようとする反応 ”に改めることが可能です。
面目という重荷を捨てることができれば不当な仕打ちに対しても親切な行為で報いることができるようになります。
時間はかかるかもしれませんが、あなたを嫌っている人たちにも変わりなく親切に接していけば結局は、あなたの影響を受けて、相手も親切な行為を 返してくるようになるでしょう。
あなたに不当な仕打ちをした人に対しては、親切な行為を返すことにより 「 恨みに対し恩で報いて相手に恥じ入らせる 」これが最も効果的なのです。
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感情を抑えきれずに相手に感情の赴くままに突っ掛れば相手は貴方に恨みを抱く。その恨みや反感に任せて報復すれば、今度は相手もエスカレートし、“報復の応酬”となる。その結果が、世界各地で起きる“冷静な思考力を持たない者たち”が繰り広げるテロであったり、人種対立である。
世界の三大宗教であるキリスト教・イスラム教・仏教の目的地はみな同じ“博愛で平等”なのだ。
ただ、プロセスが異なるだけ。そこを理解できないから対立が生まれる。そこには、人種も民族の差も無い。
諸行無常という仏教思想の通り、昨日まで我が世の春を謳歌していた者が突然の大恐慌などで没落したことは歴史に記されている。
だから、一時の感情で負のエネルギーを放出するより、積極的心構え=建設的思考で人々と接するほうが後の利益は大きいのだ。
相手に嫌なことをされたときに貴方の度量や人間性が試されるのだ。
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