会社は選ぶ時代から選ばれる時代になったという意識はあるか?
私は、人事のコンサルタントとして人材の採用も請け負っている。
写真は毎日曜日に別冊で地元紙の信濃毎日新聞に織り込まれる求人広告だ。
人材のトレンドを把握する為に欠かさず目を通す。
しかし、人手不足が叫ばれ、来年には18歳人口が四半世紀前の半分になるという人材枯渇時代にも関わらず、求人広告だわしている会社は本気で人材を欲しているのか疑問に思う。
人材が欲しいのか?単なる人足が欲しいのか?が不明確なのだ。
まず、生活の為に働くのに給与額が不明瞭な会社が多過ぎる。
他者に明示できないくらい不透明な人事を行なっていると宣言しているようなものだ。
求職者は給与額の高低だけでは就職先を決めない。
また、通り一遍の条件の羅列ばかりで会社の理念や事業ポリシーが無い。
そして、求める人物像も不明確なら業務内容もアバウトだ。
社内の総務担当がやっつけ仕事で出稿しているのがバレバレだ。
採用とは、企業の経営戦略の根幹に関わる。誰を入れるのか?は大問題だ。
それに今の特に若い人は、ホームページよりもSNSへのアクセスを好む。
せめてfacebookページやツイッターは必要だろうし、場合によってはLINEも要るだろう。
ホームページが悪いわけではない。
しかし、ホームページはビジネスを目的とした余所行き仕立ての場合が多く、リアリティがない。
堅苦しい社長の写真と抽象的な企業理念なんか読んでもつまらなくないですか?
私はつまらない。
それより、リアルな会社の日常を動画や写真で常に発信された方が面白いっすよね🤣?
貴社はトヨタ自動車ではないのだ。
故に、オンリーな何かを訴求しなければ埋没するだけ。
採用は、人事戦略のスタートであり、経営戦略の始まり。
またマーケティングでもある。
会社は選ぶ時代から選ばれる時代に変わったことを真摯に受け止めるべきだ。
採用コンサルティングのお申込みをお待ちしています。
0コメント