成果をあげた者を昇進させてはいませんか?

アメリカ発の世界的経済誌フォーブスの記事に興味深いものがありました。
“パフォーマンス(成果)をあげた者”を安易に昇進させてはいませんか?と。
私は、開業以来、数多の文献研究や実体験から、成果をあげた者が上司として優れている訳ではないと発信してきました。
しかし、哀しいかな、無名である私の提言に耳を貸してくれる人は僅かです。
しかし、世界的経済誌のフォーブスに裏付けとしてこの論文が載ったことで大いなる自信を得ました。
◆上司に求められるリーダーシップは成果をあげる能力とは比例しない。
パフォーマンス力とポテンシャル力は全く異る。
◆リーダーに求められる能力とは?
リーダーに求められる能力とは、「不測の事態を適切に管理し、時間管理ができ、手元にある限られたリソースで賢明な判断を下すことができる人」ということです。
◆評価制度を変革せよ!
リーダーとなるポテンシャルを秘めた人は必ずしもパフォーマンスが高いとは言い切れないのです。
故に、ポテンシャルを評価する人事評価制度に変革すべきなのです。
でなければ、ポテンシャルを秘めた人は報われない会社に愛想を尽かして退職してしまうのです。
つまり、パフォーマンスをあげた者に報いるという制度自体をポテンシャル重視に変えられるか否かの決断と実行をできるかが既に、リーダーとしてのポテンシャルを試されているということなのです。
◆名選手、名監督に非ずは真実なのです!

佐藤憲彦オフィシャルブログ

日本で唯一のナポレオン・ヒル米国財団本部認定トレーナー資格を持つ社会保険労務士の佐藤憲彦 “人と組織のリーダーシップを開放し各々の目的に導く”人事部長のいない会社の為の社外人事部です

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