電話嫌いな人ほど「仕事ができる優秀な人」である理由

電話嫌いな人ほど「仕事ができる優秀な人」である理由・5つのポイント 

 あなたの周りにもいませんか?電話が嫌いな人。 電話嫌いは特に男性に多いと思いますが、電話が好きな人にとってはあまり好ましくないかもしれません。 しかし、実は優秀な人や仕事ができる人ほど電話を嫌う傾向にあるようです。 もちろん、単に「コミュ障」「会話が苦手」などの理由によって電話を嫌う人もいるでしょう。このような人の場合は、感情や感覚的なもので電話を嫌っているのだと思います。 それに対して優秀な人の場合には、合理的な考えから電話を嫌う傾向にあるようです。 できる人が気にかける"時間の使い方"と"効率" まず知ってほしいのが、仕事ができる人には『時間の使い方』を大切にしている人が多いということです。 たとえば、 普通の人なら「暇だなー」なんて思いながら、テレビを見たり、ネットサーフィンをしたりと "何となく過ごす時間" というのが日常生活の中にあると思います。 これに対し、時間の使い方を考える人は 「1時間あれば何ができるか」 「優先してすべきことは何か」 「テレビを見る暇があったら〇〇をした方がよい」 といったことを考える人が多いです。ですので、何となく過ごすことが少なく時間のムダ使いを嫌います。 また、時間を大切にしている分『効率の良し悪し』というのも気にします。 たとえばニュースをチェックしたいと思ったとき、 普通の人ならテレビをつけ、ニュースを見るかもしれません。 しかし、テレビというのは完全に番組側のペースで進んでいきますから、これは時間効率を気にする人にとっては効率が悪く「テキストで読んだ方が早い!」と感じます。 このような人は大体、テレビは使わずにニュースサイトなどを使ってチェックするでしょう。 つまり、できるだけ短時間で効率の良い手段をとろうと考えるのです。 以上のように、仕事ができる人や優秀な人ほど、時間の使い方や効率に関して敏感な人が多く、"無駄な時間" や "効率の悪いこと" を嫌います。 そして、電話という連絡手段は、この両方に当てはまるために嫌われているのです。 電話が嫌われる5つのポイント ここからは、仕事ができる人がよく言う『電話の5つのデメリット』 電話を嫌う具体的な理由をについて紹介したいと思います。 1.だらだらとムダな時間を奪われる可能性がある 

電話は余計な時間を奪われることが多いです。 たとえば何か要件を伝えるとき、メールであれば要点だけを確認し、すぐに読み終えることができます。 一方、電話の場合は本題とは関係の無い話に発展することが多々あります。そして、要件を伝え終えた後にも、再び本題と関係の無い話になることが多いです。 これは用件だけ確認したい人にとってはムダな時間でしょう。 また、電話は一方的に完結させることができません。 メールであれば、自分が内容を読み終えた時点で終了となりますが、電話はお互いが切るタイミングを合わせる必要があります。 その電話を切るタイミングまでに、ダラダラと関係の無い話をし、時間を奪われてしまうということもあるでしょう。同じような経験のある人も多いのでは? このような時間の使い方をしないためにも、できる人ほどメールやLINEで連絡を取りたがるようです。 

 2.タイミングが完全に発信者都合である

基本的に電話は突然かかってきます。そして、その突然かかってきたタイミングで受けなければなりません。 このような条件下では、電話を受けれない状況というのも多々あります。そして、電話を受けれなかった場合には、またこちらから折り返し電話をするというのが一般的でしょう。 しかし、そんな手間をかけるくらいなら、メールやLINEを使った方が圧倒的に効率が良いはず。 メールやLINEであれば、お互いが都合のよい時に一方的に要件を伝えたり受けたりできますからね。 合理的な時間の使い方を考えると、コチラの方が適していると言えます。 

 3.電話をしている間は他の作業ができない

電話を受ける際には、現在行っている作業を止めなければなりません。 簡単なルーチンワークであれば、続けながら電話を受けることができるかもしれません。 しかし、どちらかといえば、電話をしながらでは行えない作業の方が多く、手を止めなければいけない状況が殆どです。 特に、頭を使わなければいけない作業であるほど、電話しながらこなすのは難しいでしょう。 他の作業ができずに時間を奪われるというのは、時間の使い方を考える人にとってはできるだけ避けたいことなはずです。

  4.内容が残らない

重要な伝達事項や忘れてはいけない内容を伝えられたとき、電話の場合は必ずメモを取りますよね。 メールやLINEであれば、やりとりした内容が残るので、その手間は必要ありません。 また、電話の場合、仮にメモをしていたとしても、伝達ミスが起こったときに責任の所在がハッキリしない可能性があります。 片方は「しっかり伝えた」もう片方は「聞いていない」といった状況が起こりうるわけです。 仮に、しっかりと内容を伝えていても、電話であれば聞き取りにくくて聞き間違えることもあるので、どちらが悪いとも言えないことだってあります。 これがメールやLINEであれば、伝達ミスが起こったとしても、残った内容から責任の所在がハッキリするはずです。 LINEには既読機能があるので、内容を確認しているかは分かりますし、メールであっても「内容を確認したら返信を下さい」などの一文を添えておけば良いだけです。 このように、内容の確認や保存を考えても、電話は非効率と言えます。 

 5.集中力が途切れる 

先ほどあげたように、電話は発信者都合で突然かかってくることが殆どです。そして、その電話を受けるためには現在行っている作業を止めなければなりません。 その作業がキリのいい場合はまだいいでしょう。 しかし、しっかりと集中できている時であれば、一度その集中状態を切らなければなりません。 分かるとは思いますが、一度途切れた集中を再び取り戻すはかなり労力のいることです。 そして、その分時間も余計に消費することになります。 『せっかくの集中状態を断ち、時間も消費する』というのは、合理的な人ほど避けたいと考えるでしょう。 もし、これがメールやLINEであれば、キリのいいところや集中力が落ちてきたタイミングで内容を確認し返信することもできます。

 まとめ 

仕事ができる人や優秀な人は、とにかく時間の使い方を大切にし、効率の良し悪しを考えます。 そのような人にとって電話というのは、余計な時間を奪う非効率的な連絡手段なのでしょう。 もちろん電話が好きな人も多いですし、そのような人にとってはメリットの多い連絡手段なのだと思います。 その辺の考え方は人それぞれと思いますが、電話をかける際には、相手をちゃんと選ぶべきかもしれません。 現代には電話以外にも様々な連絡手段がありますから、いま一度電話の使い方を見直してみるのもよいでしょう。 以上『電話嫌いな人が「優秀な人・できる人」である理由と5つのデメリット』でした。 

佐藤憲彦オフィシャルブログ

日本で唯一のナポレオン・ヒル米国財団本部認定トレーナー資格を持つ社会保険労務士の佐藤憲彦 “人と組織のリーダーシップを開放し各々の目的に導く”人事部長のいない会社の為の社外人事部です

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