私が“人事戦略”に傾注する理由〜人事は自分事〜
前職場では、セルフリーダーシップ養成講座という小中高生向けのこともやっていた。中身は、世界的ベストセラービジネス書で、リッツ・カールトンも研修に導入している7つの習慣です。
ある時、社長に決して安くはないロイヤリティ料払いながらもなぜやるんですか?と訊いた。
社長曰く、最終的には自社社員の教育のためだ。
地方の中小企業、零細企業には、名の通った大企業のように最初から優秀な人材は来ない。
むしろ、マジかよと思うレベルのも多い。特に現場はな。
でも、そんな彼らの能力を引き上げてでも活用していかないと会社は立ち行かなくなる。
そんな彼らを継続的に教育研修できる仕組みを内製化できたら一石二鳥だからなと。
自社内に7つの習慣ファシリテーターがおれば外注しなくて低コストで済むし、自社ビジネスにも繋がるということである。
そう、中小企業の人事政策とは、採用のマーケティングから退職、又は転職まで一連で連なっているのです。
そこに、法的根拠資格を持つ社会保険労務士が人事コンサルタントやる意味がある。
社会保険労務士は、大手の人事コンサルタント会社より安いです。
そして、地域密着で仕事していますから、地域の中小企業の実情に合ったコンサルティング提案や社員教育や研修が可能。
また、就業規則の作成権限や助成金の申請権限を持っていますので、タイムリーな対応も可能です。
人材への投資はすぐにリターンされるとは限りません。しかし、会社がイノベーションし続けて、時代に適応していくには、人材への投資は欠かせません。
中小企業はマーケティング力では大手には太刀打ちできません。しかし、イノベーションを起こし続けることによって臨機応変に対応する小回り力はあります。
そのためにももっと真剣に人事を考えてみませんか?
人事は他人事ではありませんし、他人事とでは済まされません。自分事ですよ。
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