労働基準監督署へのタレコミは本当にある〜中小企業へのイジメこそ摘発せよ〜
昨日は、本年度第一回目の長野県社会保険労務士会北信支部研修でした。
例年通り、初回は労働基準監督署と年金事務所から講師を招いての行政のトレンドの確認でした。
見逃しがちな点の確認も出来て良かったし、初見の社労士を何人も見かけた。
★社員から労働基準監督署へのタレコミは本当にある!★
昨日、監督官が、監督署に労働者から寄せられた悲痛な叫びを読み上げた。
過重労働、長時間労働撲滅は塩崎厚労大臣から厳命が下っているという。
私は、経営者以上に、現場の上長の意識改善が必要だと思う。
・取引先もワガママを自重すべきだ!
ずっと中小企業にいたから分かるが、中小企業が残業に追い込まれるのは、取引先企業のワガママに対応するからだ。納期直前になっての仕様変更とか、納期ギリギリでの発注。
残業代もかさむから経営者が暇なく働き詰めてカバーすることも日常茶飯事。
【国が本気で長時間労働撲滅を目指しているのなら、企業間パワハラとも言える発注者の横柄な振る舞いを取り締まるべきだ】と私は考える。
企業規模が大きいから、有名だから偉いなんてことはない。
その驕りの成れの果てが、オリンパスであり、東芝であり、三菱自動車であることを忘れてはいけない。
部下を大切にできない会社に繁栄がないように、取引先を大切に扱えない会社にも未来はない!
異論ありますか?
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