“ナポレオン・ヒル”博士のプロフィール
ナポレオン・ヒル
1883年、バージニア州南部で生まれる。
1908年(25歳)に記者として働いていたとき、アメリカの鉄鋼王、アンドリュー・カーネギーを取材。その際、成功者たちの話をまとめた「成功哲学」の完成を依頼され、わずか29秒で快諾。アメリカを代表する成功者500名以上と会って話を聞き、カーネギーと約束を交わしたちょうど20年後の1928年(45歳)に、人生を成功に導くノウハウとして「成功法則」を16セッションからなるプログラムとして発表した。以後、『The Think and Grow Rich』(邦題『思考は現実化する』)などの著書を書いている。
ヒル自身も成功者たちの対話から成功を果たし、第一次世界大戦中にはウッドロー・ウィルソン大統領の広報補佐官、1933年にはフランクリン・ルーズベルト大統領の補佐官を勤めている。とくにルーズベルト大統領時代には、名演説の一説「われわれは恐怖意外には何も恐れるものはない」の草稿を作るなどした。
やがて1952年(69歳)、すでに引退を決め込んでいたヒルは保険会社を起こしていたW・クレメント・ストーンと出会い、活動を再開。ナポレオン・ヒル財団を設立して、『成功哲学』『自己実現』などの著書をさらに上梓し、1970年に死去した。1988年には日本支部(現在のナポレオン・ヒル財団アジア/太平洋本部)が発足し、彼の死後もヒル財団は成功法則の普及活動を続けており、現在も数多くのビジネスパーソンに多大な影響を与え続けている。
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